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Branding / Video production / Photography

プラネタリーマフィン ビジュアル戦略

2025

Overview

徳島で親しまれているマフィンショップ「プラネタリーマフィン」のブランドアイデンティティを再定義するためのビジュアル制作プロジェクト。 単発のプロモーションビデオ制作にとどまらず、映像と静止画を組み合わせた「継続的に使い続けられるビジュアルコミュニケーション戦略」を立案しました。マフィンを特別な日の贅沢ではなく、あくまで「生活の延長線上にある豊かさ」として再構築し、SNSやウェブサイトを通じて一貫した世界観を届けることを目的としています。

Process

本プロジェクトの最大の核心は、「店主のプライベートな生活感を抑えつつ、生活の地続きにあるマフィンの存在をどう描くか」というバランスの追求にありました。 「生活感」の取捨選択: 店主の日常の気配を消しすぎると、ブランドの温かみが失われてしまいます。一方で、生活感が出すぎると、マフィンが持つ「非日常の楽しみ」が損なわれる。この境界線を引くために、光の角度やフレーミング、背景のノイズを徹底的に排除し、マフィンとそれを取り巻く「時間」だけを抽出するシネマティックなトーンを構築しました。 物語の接続への苦悩と解決: 「生活の断片」をどのように繋げれば、観る人が違和感なくその世界に没入できるか。編集段階では、物語のテンポ(リズム)に最も腐心しました。生活のルーティンを淡々と、しかし美しく切り取ることで、結果として「日常のなかでマフィンが焼かれ、誰かの手に渡る」という流れを、一つの必然性を持った物語へと昇華させることができました。 静止画を含めた多角的な展開: 映像のトーンと完全に同期させた静止画も併せて撮影。これにより、Instagramなど、あらゆる接点でブランドイメージが揺らぐことなく、長期的な発信を可能にする資産を提供しました。

Result

クライアント様からは「自分たちが大切にしている空気感が、言葉にできないほど美しく可視化された。本当に撮ってもらってよかった」という、クリエイターとしてこの上ない評価をいただきました。 映像公開後、ビジュアルのトーンが統一されたことで、既存ファンとのエンゲージメントが深化。同時に、ブランドの質感を重視する新たな客層への認知も着実に広がっています。 撮影した静止画や映像は、日々のSNS発信といったオンラインの活動に留まらず、マルシェやポップアップイベントなどのリアルな現場でも活用されています。店内のモニターでの上映やパネル・お品書きへの展開など、オフラインにおいても「ブランドの世界観を瞬時に伝えるメディア」として、現在も継続的に運用されています。