
この記事はポッドキャスト Episode 76:適当に作ったゲームたちの行方(12:35)の内容を書き起こし、読みものとしてまとめ直したものです。
今、AIを使ってゲームを5〜6個作っています。もうファミコンレベルの、中身も全然作り込んでいないような簡単なゲームです。
完成させるかどうかは、全く別のベクトルの話だと思っています。今はとにかくゲームを作るところにベクトルを向けて、どれぐらいのものが作れるんだろうかを調査しているような段階です。
それができてくるのがなかなか楽しくて、じゃあ今後どうしていこうか、というフェーズに入っている感じですね。
最初に作ったのは、昔ゲームボーイにあった陣取りゲームです。陣地を75%ぐらい取るとクリアで、火花みたいなのが近づいてきて、当たると死亡。そんなゲームが100面ぐらいあったんですよね。20代の方は多分わからないと思うんですけど(笑)
インスタの懐かし系で昔のコマーシャルを見て、このゲームめっちゃ懐かしい、昔よくやってたなと思って。僕はずっと「クォース」だと思っていたんですけど、調べたらタイトルが全然違っていました。
とにかくそのゲームっぽいのを作ってほしいと言ったら、10分ぐらいで作ってくれたんです。遊んでみたらそれなりに楽しくて、これはいいなと。
それで今度は本物のクォースを作ってと言ったら、インターフェイスがゲームボーイになっていて、AとBのボタンや矢印が置いてあって、そこでプレイできる。そんなものも簡単に作ってくれました。
僕は魔界村がめちゃめちゃ好きだったんです。どちらかというとスーパーファミコンの超魔界村のほうですね。ファミコン版は死ぬほど難しくて、レッドアリーマーがなかなか倒せなくて、先に進めなかったので。
カプコンの横スクロール系の難しいやつ、ロックマンもそうですけど、ああいうのは本当に苦手で全然ダメでした。けど超魔界村は本当に面白くて、よくやっていましたね。
だから魔界村みたいなゲームを作ってと言ったら、作ってくれました。けど、全然面白くないんですよ。
キャラクターが全然立っていない。アイコニックじゃないから、愛着が湧かないんです。
キャラって大事だなということを、今すごく痛感しています。似たようなゲームはいっぱいあると思うんですけど、その中でどんな愛くるしいキャラクターを操作するのか。それがプレイする側の心理としてあるんだなというのを、この年になって初めて知りました。
僕はどちらかというと、ゲームのシステムのほうに心がそそられているんだと思っていたんです。けど違うんだな、キャラクターなんだなと。
その魔界村風に、僕が一番好きなタイプのメトロイドバニアを足してもらったり、8ビットで出てきたものを16ビットにしてと言ったりもしたんですけど、なかなか16ビットになりきらない。アイコニックなキャラクターを事前に作り上げて、背景も含めていろんな部分を作っていかないと、ちゃんとゲームとして成り立たないなと感じています。
スーパーファミコンで一番好きなソフトは、46億年物語です。地球が誕生してからがコンセプトで、最初は弱い魚から始まるんですね。
敵を倒して経験値を取って、角を生やしたり牙を生やしたりヒレを大きくしたり、経験値を貯めてどんどん進化していく。ボスを倒したら時代が進んで恐竜の時代になったりして、最終的には人間になって地上に出て、ガイアになっておしまい。そんなノリだった気もします。
こいつにこの角は似合わないだろう、みたいな変な進化もできて、自分だけのオリジナルキャラクターが作れる。キャラクターも本当にアイコニックで、中学生ぐらいの時にやって、ずっと記憶に残っていました。
またやりたいなと思っていたんですけど、あのソフトは知ってる人は知っていて人気で、結構レアなんです。スーパーファミコンの筐体もないとできない。だからやれていませんでした。
で、ふと思ったんです。今、自分で作ればいいじゃんと。
作ってみたら、キャラクターはすごいしょぼいんですけど、まさに僕が当時プレイしていた46億年物語のまんまで、すごくリアルに再現してくれて。AI、知ってんだと思って、結構感動しました。
今はコントローラーで操作できるように指示を出したりしています。とはいえキャラクターを作らないとダメだな、キャラクターなんて作ってらんないな、とか思いながら、一旦寝かせてどこまで仕上げるかを考えているところです。
とにかく、そんなことができる時代に今突入しているんですよね。はっきり言って、何でも作れる時代です。
だからこれをどのようにして社会に生かすか、自分のなりわいに生かすかを考えていかないとダメな時代なんだな、というのを非常に強く痛感しています。
この答えを、以前の僕は持っていませんでした。けど今はしっかり持っています。まだキャッチーな言葉が見つかっていないので、うまく話せるようになったら、この辺りの話もしていきたいと思っています。
🎧 この話は音声でも聴けます: Episode 76:適当に作ったゲームたちの行方(12:35)