
この記事はポッドキャスト Episode 82:【HL Fishing】秋のターゲット、大型ヒラスズキをキャッチ!(14:29)の内容を書き起こし、読みものとしてまとめ直したものです。
昨日、75センチのヒラスズキが釣れました。
80センチにはちょっと届かなかったんですけど、かなりいいサイズです。1年に1回あるかないかぐらいの釣りでした。
僕は徳島県の限界集落に住んでいて、HLフィッシングと書いてハイパーライトフィッシングと読む釣りメディアを運営しています。釣りを少し仕事にしているところもあるんですけど、昨日は完全に趣味の釣りでした。
秋になると、僕のところでは大型のヒラスズキが釣れやすくなります。
簡単に釣れるわけでは決してありません。釣れる可能性が上がる、というくらいです。釣れる人は釣れる、そういう魚ですね。
僕も毎年秋になると大型を狙って出かけていて、だいたい毎年80センチぐらいのヒラスズキが釣れています。ただ去年は70センチ止まりで、ちょっと難しかったなという年でした。
そして今年は、HLフィッシングの釣行日記に「今年は大型を釣るのは難しいかもしれない」と結構書いていました。
理由は、例年との季節感や雰囲気の違いと、大雨です。今年は大雨が多くて、僕が通っているエリアの地形がめちゃくちゃ変わっているんですね。
海と河川が絡むエリアは、サーフやゴロタ石があって、通っているとよく変化しているのがわかります。サーフィンをされる方ならわかると思うんですけど、地形が変わると波の立ち方が変わる。台風や大雨で、それがかなり大きく変わっていきます。
地形が変われば、魚の居場所も変わります。例年ならこの場所で釣れているよね、というところが、今年は釣れないんじゃないか。そう感じ始めていました。
なので昨日は、夕方4時ぐらいから出かけました。
ヒラスズキは夜に狙うことが多いんですけど、昨日は日中のうちに地形の変化や雰囲気を見ておこうと思ったんです。
たとえば、ベイトになるアユがそもそもいるのかどうか。いるなら、ヒラスズキはどこで待ち構えているのか。それを明るいうちに目で見ておく。この釣りではそれが結構必要なんですね。
もうほぼハンティングです。ハンティング的な視線で見ていくのが、ヒラスズキ釣りなんです。
釣れたらラッキーぐらいの気持ちでやっていたんですけど、案の定というか、タイミングよく来てくれました。
昨日は大潮で、潮が一番動くときでした。満潮から若干下げているタイミングです。
ポイントの中のスポットもかなりわかりやすくて、どう考えてもここにいるだろう、いなきゃおかしいぐらいの場所でした。
釣れたのは6時ぐらい。暗くなる少し前の薄暗い時間で、一番ヒラスズキの食いが立つ時間帯です。
場所、ベイト、潮、時間。それが完全にベストにはまって、やっぱりそこにいたよね、という答え合わせができました。
大型の魚は、本当に釣るのが難しいです。魚はでかくなればなるほど警戒心がめちゃめちゃ高くなります。
ルアーという擬似餌、つまり偽物で、どうやって騙して掛けるか。掛けたはいいけど、どうやって取り込むか。そこまできちんと考えないと、80センチぐらいの魚になるとなかなか獲れません。
1メートルを超える魚はラッキーでは釣り上げられない、というのもよく聞く話ですけど、本当にそんな感じです。50センチぐらいの魚なら誰でも釣れます。でもヒラスズキのように太くて、警戒心が高くて、いろんなタイミングを見計らわないと釣れない魚は、やっぱり難しいんですね。
だからこの1本は、僕の中で釣りの一つの答えみたいなものです。
ちなみに僕の今時期のマックスサイズは83センチです。83センチになると、75センチとは比べものにならない別次元なんですけど、今年のヒラスズキ狙いは、この75センチで結構満足いったかなと思っています。
その一方で、不注意もありました…。
魚の口に掛かったフックを小さなハサミで外そうとしていたんですけど、あんまり外れなかったので、手で行くかと思ったんですね。
そうしたら、魚がタイミングよく暴れてくれまして。よくあるパターンです。見事に右の人差し指にフックが刺さって、返しまで入ってしまいました(汗)
魚は目の前にいるし、もうほぼ暗いし、車までは2キロぐらいある。どうしようかと考えたのはほぼ一瞬でした。
とにかくぶち抜こうと思ってグッと引っ張ったんですけど、抜けない。思ったよりフックがでかくて、太軸と言われるものだったんです。
そこで思い出したのが、インスタで外国の人が投稿していた、返しまで刺さったフックの抜き方でした。それを思い出して、ペンチで強引に引き抜くようにしたら、簡単に抜けました。
痛みよりも、取れてよかった、という気持ちのほうが大きかったです。
今は結構腫れ上がってしまって痛いんですけど…。本当に注意しなきゃいけないなと思いました。たまにこういうことはあるんですけど、刺さったのは相当久しぶりです。友達の顔にフックが刺さって、てんやわんやした話なんかもあるんですけどね(笑)
釣りにはいろんな釣りがあります。
たとえば遊漁船で沖に出て、同じ場所から青物をひたすら狙う釣り。群れが入ってくるのを待って、ルアーを投げ続けるような釣りです。
僕はそういう釣りを、基本的にはしません。やらないわけではないんですけど、できないんですよね。待っていられないから。
とにかく身軽にして、歩いて、足で稼ぐ。昨日もたぶん2万歩ぐらい歩いていると思います。広いサーフを練り歩いて、魚のいる場所を自分から見つけにいく。魚に近寄っていくスタイルです。
実はこれが、ハイパーライトフィッシングの原点なんです。ヒラスズキは、僕がハイパーライトフィッシングというものを思いついた原点の魚でもあります。
そのあたりの話も、またどこかでしてみたいと思っています。
🎧 この話は音声でも聴けます: Episode 82:【HL Fishing】秋のターゲット、大型ヒラスズキをキャッチ!(14:29)