
この記事はポッドキャスト Episode 89:自動化で生まれた時間を、クリエイティブに使いたい(14:53)の内容を書き起こし、読みものとしてまとめ直したものです。
朝7時ぐらいから仕事を始めて、9時には終わる。
その日にやるべきタスクが、それで片付いてしまう日が増えてきました。日々の仕事を早く片付けられるようになってきているなと、本当に実感として感じています。
前々からお話ししていますが、僕はAIを使って開発をして、システムを作って自動化しています。
そのシステムが今、15個近く。いや、20個近いかもしれません。写真の現像ソフトや、いろいろな自動系のものを作っています。
とにかく、仕事にかける時間をなくしたい。その余った時間で、何かクリエイティブなことがしたい。
この思いがめちゃめちゃ強くてですね。誰よりも強い、と言うと言い過ぎなんですけど、人よりも異常にそこへの執着心がある気がしています。
自分のシステムを開発するなんて、普通の人ならたぶん面倒くさがると思うんです。というか、そもそもそんな発想にならないと思うんですよね。
僕はとにかく、根っこの方をどうにかしたいと考えるタイプです。
これはたぶん昔からで、根っこが理解できていないと、全てのことが上っ面になってしまう。そういう考え方が根本にあります。だから、理解しておかないと嫌なんです。
それを知っておくと社会的に生きやすいとか、そういう賢い考え方をしているわけではありません。ただ気になるから、やっているだけ。
若い頃はそんなことを意識したこともなかったんですけど、年を重ねるほど、それが顕著になってきています。
思考としては、割とシステムエンジニア的なんですね。プログラムには興味があってやってはいたものの、ウェブサイトを制作するぐらいで止まっていました。
それが今は、AIを使ってバリバリ開発できる。だから、もうガンガンやっている。そんな感じです。
じゃあ、自動化で作った時間を何に当てるのか。
最近だと、インタビュー記事です。
僕はハイパーライトフィッシングという釣りのメディアを立ち上げているんですが、そこに参加してくださっているライターの方が、シルバーウィークにわざわざ富山から来てくださったんです。そこでインタビューをさせてもらいました。
せっかく来てくださるなら、もちろんコミュニケーションを取ること以上に、何か形に昇華させることができたらいい。この思いが僕は結構強いんですよね。それで、映像とインタビュー記事を作りたいと思っています。
今はインタビューの音声を僕の方である程度まとめて、自分で作ったSAL Studioのインタビューに投げて、書き出させている最中です。
ほぼ自動でインタビュー記事が出来上がるんですけど、それだけだと良くない。どう構成を練っていくかは、きちんと僕が見て考える必要があります。
それでも、ある程度を自動化させていくことは、時間をどんどん作っていくために必要なことだと思っています。だから今、めちゃめちゃ力を入れて、本当にずっとやっています。これが非常に楽しいんです。
ちなみにポッドキャストは、あくまでもおまけです。誰かと会ったときに、こういう話をすぐできるように。そんな感じでやっています。
そのせいか、最近は人と会うと、ついつい喋ってしまうんですよね。もともと僕はあまり喋らないタイプで、喋るのが面倒くさいぐらいだったんですけど(笑)
やりたいことがあるから、つい喋ってしまう。相手のこともとにかく知りたくて、深掘りしてしまう。時には失礼なことも聞いているんだと思います…(汗)
もう一つ、時間を当てているのが映像です。
「Lines & Lives」という、自分の映像を作るようになってきています。今回で3本目になるのかな。間にもう一本、自分のものを作りたいと思いながら作れていないので、たぶん3本目です。
釣りの映像なんですけど、正直に言うと、大きな魚を釣るとか、魚を釣ってなんぼ、みたいな映像にはそこまで興味がないんです。もちろん、釣りをしている映像があればすごく楽しめるんですけどね。
本当に興味がないのは、ルアーの紹介のような、明らかにプロモーションじゃんという映像です。
釣りをしない人には分かりにくいと思うんですけど、このルアーを使ってくださいというプロモーションのために、アングラーに釣りをさせて映像を成立させる。そういうことが、見ていると結構あるんですよね。
それほど興ざめする映像はないなと思っています。
釣りって、そもそもいろんなルアーの引き出しがあって、そこから魚をどう釣るかを考えるのが一つの楽しみ方なわけです。
それをPRのために、トップウォーター縛りにするとか、新製品だからこのルアーで釣るとか。それが僕には本当に謎すぎて、嫌なんですね。
そういうものではなくて、その人の人生が見えるような映像を作りたい。それで自分でやり始めた、というところがあります。
その人が、どんな思いで釣りをしているんだろうか。
ラインの先に、どんな生き方があるのか。魚の先に、どんな生き方があるのか。そういうことが聞けたら、ドキュメンタリーとして成立する。そう思って始めています。
「Lines & Lives」のLIVESは、ライブなんですね。生きるということでもあると思うんですけど、自分もライブをしていく。そんな感覚でやっています。
これまで2本撮ってきて、できる限り作り込んだものより、もっとライトに映像を作れたらいいなと思っています。まさに、ハイパーライトフィッシングというメディアをやっているので。
今回のインタビューも、なんだかんだ1時間ぐらい話していたんですけど、使う部分は30分程度。一緒にいたのも1日と1日半ぐらいでした。
限られた時間の中で、限られた映像しか撮っていない。その中でどんなものが作れるんだろうか。
これは僕自身のチャレンジでもあるし、ハイパーライト的にどうやって映像が作れるかを試す、テストの実験ラボでもあります。
それができるということを証明していけたらいい。それが一つの夢としてあります。
来年の1月から2月ぐらいに、映像制作の講師をします。今年もやったんですけど、来年もやります。
講師といっても、大学の講義のようにたっぷり時間があるわけではありません。限られた時間の中で、何をどうやって伝えていくかがとても大切になってきます。
ハイパーライトに映像を作る経験や知見は、そこにも生きてくる。僕はそう思っています。
自動化で生まれた時間は、こういうことに当てていきたいんです。
🎧 この話は音声でも聴けます: Episode 89:自動化で生まれた時間を、クリエイティブに使いたい(14:53)