
この記事はポッドキャスト Episode 115:【HL Fishing】大潮と増水がはまった夜、大物ヒラスズキをバラした悔しさ(14:59)の内容を書き起こし、読みものとしてまとめ直したものです。
この間の夜、ヒラスズキ釣りに行きました。
結果から言うと、釣り上げたのは55センチの1匹だけです。ただ、その前に80センチぐらいの魚と、65センチぐらいの魚をかけて、どちらも取り込む寸前でバラしています…(汗)
特に何てことない話なんですけど、そのときの興奮というか熱量を、ここに残しておきたいと思います。
いろんなポイントを転々として、最初に大きいのがかかりました。
ロッドが半分ぐらい曲がりきるような感じで、結構強引にやり取りしていたんです。そうしたら、水揚げ寸前でバレてしまいました。
姿形は結構見えました。エラ洗いも、頭だけ出して首を振る、体が出ないタイプのものでした。
僕は、70センチ以上の魚はそういうエラ洗いしかできない、と勝手に認定しています。なので、たぶん80ぐらいあったんじゃないかなと。今季一番大きい魚だったと思います。
その場では、あんまり気にしていなかったんですよね。バレちゃったな、ぐらいで。
ところが、釣りを続けるほどに悔しくなってきました。僕はあまり「悔しい」という思いを持ちたくないほうなんですけど、やっぱり悔しかったんでしょうね。もう一回釣りたいと思って粘っていたら、またバコーンと水面を割って出てきて、それは結局かかりませんでした。
ポイントを移動して、今度は65センチぐらいのヒラスズキをかけました。
完全に水面まで上げてきて、もういつでも上げられる状態だったんです。そこで余裕をぶっこいていたら、エラ洗いでまさかのバラし。しまったと思いました…。
実はこの日、たまたま友達に会っていました。
その友達がヒラスズキを欲しい欲しいと言っていたので、次に釣れたらあげようと思っていたんです。80センチのときも、65センチのときも、そう思っていました。
それが両方ともバレて、うわーと思って。
結局、粘りに粘って55センチぐらいのが釣れて、それを友達に差し上げました。
ここまでバレることもないし、逆に言えば、ここまでヒラスズキがかかることもないんですよね。まあ、釣り上げられなくてよかったと思うところも、あったりするんですけど…。
なぜこんなに魚がかかったのか。ロジック的な話をすると、条件が全部揃っていました。
まず大潮でした。満月で、水平線から赤い満月が上っていくような夜です。
風は時々吹くぐらいで、ほぼ無風。
そして前日の雨の影響で、水量がちょうどいい感じに増えていました。そのおかげで流れができていて、魚がかなり捕食しやすい状況になっていたんだと思います。
潮のタイミングも、夕方6時ぐらいに満潮を迎えて、そこから下げていく流れ。日照時間とも完全に噛み合っていて、もう完全にはまっていた感じでした。
4時ぐらいから始めて、7時ぐらいまでの3時間ほど。魚がアタックしてきた回数は、たぶん100回ぐらいあったんじゃないかなと思います。
ヒラスズキのアタリは10回ぐらいで、全部大きいアタリでした。それでいて、かかりきらない。
明るいうちはメッキやヒラセイゴがよく釣れて、夜はアジが釣れまくりました。軽く30分ぐらいで10匹とか。
アオリイカが釣れたらいいなとエギを投げていたら、オオモンハタ系の35センチぐらいの魚が2回ほど食ってきました。いきなりグワーっとかかったんですけど、これもバレました。エギだとやっぱりバレちゃうんですね。
イカは残念ながら釣れずです。小さいイカはいて、エギにイカパンチしてくるんですよ。ビヨンと。それが見えると結構可愛いんですよね(笑)
ルアーは、アイマのエンパシー90を使いました。これがこの日の流れの状況と、見事にマッチしていました。
エンパシー90は、流れを受けるとグワングワンと蛇行するんです。時々、変に姿勢を崩したりもする。そこで魚のスイッチが入ってくる、ということがありました。
ミノーの釣りをされている方なら、何となく分かると思います。
リップ付きのミノーだと、この日のような状況では流れを受けすぎて、泳ぎすぎてしまうんですよね。泳ぎすぎると、シーバスのようなスズキ系、ヒラスズキもそうなんですけど、一気に食ってこなくなります。
それを知らないと、魚がいても、活性が高くても、全然食ってこないという状況に陥ります。
そういうときに、エンパシーのような蛇行するルアーがすごく効くんです。
1〜2か月前に75センチのヒラスズキを釣って、最高にはまったという話をしたことがありました。それぶりぐらいに、気持ちのいいほどはまった釣りでした。
釣りにおいては、選ぶこと、そのタイミングがすごく重要だと思っています。
いま僕はハイパーライトフィッシング(HL Fishing)というメディアをやっているんですけど、その中で遊びのグラフィックも作っていて、その一つが「Choose Tide」です。
映画『トレインスポッティング』の「Choose Life」のオマージュで、「潮を選べ」。潮を選ばない人は魚が釣れませんよ、という言葉遊びです。
こういうものを、HL Fishing のメディアのどこかにこっそり埋め込んだりして、遊び心たっぷりにやっています。
Tシャツも作っていこうと思っていて、数枚だけ見積もりを取ったりもしました。そのときは結局、作らずじまいだったんですけどね。
あれだけ調子が良かったので、懲りずにまた行こうと思っています。満月の写真や、釣りの写真も撮りたい。やりたいことが色々あって、忙しくなりそうです。
🎧 この話は音声でも聴けます: Episode 115:【HL Fishing】大潮と増水がはまった夜、大物ヒラスズキをバラした悔しさ(14:59)