
この記事はポッドキャスト Episode 43:プリウス20万km突破(13:03)の内容を書き起こし、読みものとしてまとめ直したものです。
僕のプリウスが、この間20万kmを超えました。新車で買って8年、いま20万6000kmです。
10万kmで「それなりに走ったね」、14万kmあたりで乗りつぶして買い替える人が多いことを思えば、なかなかの距離だと思います。僕自身、前の車(トヨタのウィッシュ)は17〜18万kmで手放しているので、自己記録更新中でもあります。
僕は徳島県の限界集落に住んでいて、公共交通機関に乗ることはほぼありません。この間、実家のある愛知県への帰省で久しぶりに使ったくらい。普段は買い物も仕事も必ず車で、車がないと何もできないレベルの環境です。月の走行距離はだいたい2000km。以前は3000km乗っていました。
思えば愛知にいた頃からそうでした。住んでいた一宮はベッドタウンとはいえある程度の田舎で、やっぱり車がないと生活できない。愛知はトヨタのお膝元で、下請けのそのまた下請けまで工場が山ほどあって、「トヨタの仕事があるから就職には困らない」と言われるような車の街。僕の車人生は、ずっとそういう土地の上にあります。
気に入っているから、がまず一つ。もう一つは、車が高くなったからです。
昔はもっとライトに買い替えられた感覚がありますが、物価上昇の煽りで、いまの車の価格は正直異常だと思っています。ただ、長い歴史で振り返れば「気軽に新車へ買い替えられた時代」のほうがむしろ特殊で、僕らはすごくいい時代を生きていたのかもしれない、とも思うのです。
だから僕は、直して乗り続けることにしました。ハイブリッドのバッテリーもいつか突然来るとは思っていますが、その時も交換して乗るつもりです。
幸い、大きなトラブルは一度もありません。事故もなし、エンジンは絶好調。オイルの減りも濁りも、とても20万km走った車とは思えない状態です。心配されがちなハイブリッドバッテリーも、交換時期はまだ来ていません。
一方で、足回りは正直に距離が出ます。若干音が気になり、ベアリングは以前交換しました。物理的に走った分は、どうしようもない。ここは劣化を認めて、点検と交換で付き合っていくところです。ちょうど今日もタイヤ交換のついでに、足回りを見てもらう相談をしてきました。
前のウィッシュを手放したのも、まさにエンジンの寿命でした。オイルを足しても足してもすぐ減る。最後は継ぎ足しでごまかしながら乗って、車検前に「じゃあ潰して買い替えるか」と。あの経験があるから、いまのエンジンの快調さのありがたみがよく分かります。
面白い話がひとつ。保険屋さんのデバイスを車に付けて走行データを提供すると、保険料が1割ほど安くなる仕組みに入っているのですが、そこに安全運転の点数が出ます。僕はこれだけ走っていて、どうやら毎月100点。年間通して100点だと、さらに1割引です。
結局、保険料そのものが年々上がるので相殺されているんですけど(笑)、それでも点数が出ると嬉しくて、つい安全運転を心がけてしまう。
これ、ゲーミフィケーションの力だと思うんです。点数ひとつで人の行動が変わり、しかも本人が楽しんでいる。僕も自分のサービスに、こういう仕組みを組み込めないかと考えはじめています。20万kmの相棒は、そんなヒントまでくれました。
🎧 この話は音声でも聴けます: Episode 43:プリウス20万km突破(13:03)