
この記事はポッドキャスト Episode 53:AIを雇って(課金して)監督している話(9:04)の内容を書き起こし、読みものとしてまとめ直したものです。
今、僕はAIを「雇って」います。
ClaudeのMaxプラン、月200ドルのプランに加入してですね、Fable 5やOpus 5を使い分けながら、いくつものタスクを並列で回しています。自分のプロジェクトも、仕事も、とにかくAIを使いまくっている毎日です。
じゃあ僕は何をしているのかというと、監督です。ディレクションですね。
何もしていない、と言うとさすがに言い過ぎなんですけど(笑)、僕自身が手を動かすことは本当に少なくなりました。
例えばUIとかUXって、AIには大体できなかったりするんですね。だからそういう細かな修正を指示していく。どんどん直させていく。
きちんと理解している人間が、温度感を持ってきちんと指示をしてあげる。そうするとAIは、それなりのものをちゃんと仕上げてきてくれるんです。
逆に言うと、完全に自動で何かを任せることは絶対にできません。監督の指示が不足していると、「なぜこんなものを作った」みたいなことも結構あります。その辺は本当に試行錯誤ですね。
リアルな話をすると、今は主に2つの仕事を回しています。費用感で言うと、150万円の仕事と35万円ぐらいの仕事です。
それを同時に、できる限りAIで自動化しながら進めている。今は5、6タスクぐらいを並列で回しているのかな。
少し前には、サブエージェントを10何個並列で回したこともありました。それなりにトークンは消費しましたけど、いきなり並列で処理し始める様子を見て、こんなこともできるんだなと感心しつつ。
まあ、ミスもあるんですよ。そうじゃねえだろ、と監督がまた指示を出す。AIが「すいません、勘違いしてました」みたいなノリで返してくる。もう本当に、雇っている感覚なんですね。
最近凝っているのが、映像編集の自動化です。
DaVinci Resolveという編集ソフトを、できる限り自動化できないかなと。スクリプトをAIに書いてもらって、いろいろ試している最中です。
あとはAdobeのAfter Effects。AIに触らせて素材を作ってもらうんですけど、これが意外に使えるんですよね。After Effectsで作らせたものを書き出して、DaVinci Resolveのタイムラインに設置する。そんな作り方を結構しています。
僕はほぼ作業していないのに、監督をしているだけで結構出来上がっていく。その感覚があります。
AIを雇っている感覚ではあるんですけど、もっと俯瞰的に見たとき、本当に人間がAIを雇っているのだろうか、とも思うんです。
映画的な、SF的な話になってしまいますけど、そういう話は全く嫌いじゃない。むしろ大好きで、ブレードランナーが大好物なので(笑)。
そんな未来も本当に近いんだろうなと思いながら、今日も僕はひたすらAIを触り続けます。明日もあさっても、AIと一緒に仕事を進めていくつもりです。
🎧 この話は音声でも聴けます: Episode 53:AIを雇って(課金して)監督している話(9:04)