
この記事はポッドキャスト Episode 70:二拠点生活はつらいよ(12:18)の内容を書き起こし、読みものとしてまとめ直したものです。
僕は徳島県内で二拠点生活を送っています。大雑把に言えば、南と北です。
普段は南のほうに事務所があって、そこを拠点にしているんですね。それが今回、金曜日から3日間、北のほうに行きっぱなしになりました。
それで昨日、月曜日に南へ帰ってきたんですけど、3日間空けると生活の環境を立て直すのがそれなりに大変なんですよ。最近の僕の月曜日は、崩れたサイクルを整える日みたいになっています。
午前中はゆっくりAIを触りながら、さて何をしようかなと。頭がなかなか仕事のモードに切り替わらないんですよね。
北にいた3日間、何をしていたかというと、ずっと娘のお世話です。
香川の高松でディズニーオンアイスがあって、娘と行ってきたんですね。そうしたら公演が終わった後、帰り道で娘が高熱を出してしまって。そこから金・土・日とずっと熱が続きました。
病院には2回行きました。コロナでもインフルエンザでもなく、1〜2ヶ月前にかかった溶連菌でもなく、結局原因は分からず。夏風邪みたいな感じで、漢方薬をもらって様子を見ています。今日は若干落ち着いてきたかな、というところです。
小児科では、他の子どもたちも同じような感じが続いているという声が聞こえてきました。予約も「この時間しか取れません」というくらい埋まっています。
ただ、行った小児科の先生がすごくよかったんですよ。時間ギリギリまで診てくれて、何かあったときにすぐ対応できる仕組みも作っていて。受け答えのひとつひとつから「子どものために自分ができることを」という心意気を感じる、頼りがいのある先生でした。
家を3日空けて大変なのは、生活の立て直しだけじゃありません。僕は猫を飼っていて、ジョンと言うんですけど、こいつが留守中にいろいろやってくれるんですね。
まずネズミを捕まえてきます。ちっちゃい可愛らしいネズミなら内臓だけ出して食べるので、床がすごく汚れる。昨日は20センチくらいのでかいネズミでした。ゲーム的に捕まえて遊んで、家の中に持って帰ってきて、その辺にポッと置いてあるんですよ。それが数日間放置されて、虫がたかったりする。
だから帰ってくるたびに「今日は大丈夫かな」と心配するんです。この「大丈夫」にはいろんな意味が含まれています(笑)
そして今朝、玄関のサンダルにおしっこが溜まっているのを見つけました。クッション性のある形状で、うまいこと水が溜まるようになっていたんですね。
しかもそのサンダル、足の形に合わないから売ろうと思って、ちょうど今日、売る準備をしようとしていたやつなんですよ。やりやがったなと。猫のおしっこの匂いは一回つくと本当に取れなくて、熱湯やクエン酸でいろいろ工夫しても、全然飛びません。
この生活、正直ちょっと疲れてきていまして、なんとかならんかなとリアルに思っています。
話は変わりますが、南の家では庭の散歩が割と日課になっています。今見てみると、またイノシシが来た跡があって、本当に今年はイノシシが多い。昨日も夜10時くらいに帰ってくる途中、子どもくらいの大きさのイノシシがいました。
それで僕、イノシシを見ると「うまそう」と思ってしまうたちなんですよ。自分で獲って食べたことがあるからだと思うんですけど、豚を見てもたぶん思わないのに、イノシシだと思う。アジを見ても思いますよね。
この感覚、結構不思議だなとずっと思っていて。ゴキブリを見てもうまそうとは思わないのに、エビだと思う。でもエビの裏側をひっくり返すと気持ち悪いじゃないですか。エイリアンみたいなクリーチャーは、たぶんエビがモチーフですよね。カニだって見た目は全然おいしそうじゃないのに、みんなうまそうと思う。
一度食べて味を知っていると、見た目の認識まで変わる。コオロギの佃煮をおいしく食べたことがある人には、コオロギもうまそうに見えたりするんだと思います。
この辺の感覚は、本当にAIでは代替されない部分なんだろうなと思っています。なぜそうなのかを解明するというより、この感覚を自分の意識で変えることができたら面白いな、なんてことを考えていました。
娘の看病をしていた3日間、いろんなネタが降っては湧いて、消えていきました。「月曜日にはこれを喋ろう」といっぱい思っていたのに、いざマイクの前に座ると、すっかり忘れてしまっているんですよね。
二拠点生活のつらさに、答えはまだ出ていません。ひとまず今日は、1日ゆっくり休もうかなと思っています。
🎧 この話は音声でも聴けます: Episode 70:二拠点生活はつらいよ(12:18)