
この記事はポッドキャスト Episode 107:【ヘルスケア】不足しがちなタンパク質で、風邪に負けない体をつくる(16:22)の内容を書き起こし、読みものとしてまとめ直したものです。
季節の変わり目になると、体調を崩す人が山のように出てきます。
でも僕はほとんど風邪をひきません。栄養学の基本的な知識を押さえているからです。
昨日が誕生日で、46歳になりました。
これくらいの年齢になると、代謝が落ちて体の回復が遅くなります。一度崩すと戻りにくいんですよね。
それでも、食事が荒れたときにどう立て直せばいいかを知っていれば、数日で戻せます。
こういう対処を日々積み重ねていけば、体はどんどん健康になっていく。僕はそれが予防医学につながると思っています。ヘルスケアサービスをやっているのも、そういう考えからです。
前回は糖質の話でした。摂りすぎると体に炎症が起きて、風邪をひきやすい体になります。
今日はその逆で、タンパク質です。糖質が過剰になりがちなのに対して、タンパク質は不足しがち。現代の人が陥りやすいところだと思います。
僕自身も、気を抜くと全然摂れていません。そもそも昔は、炭水化物とタンパク質の違いもよくわかっていなかったくらいです(汗)
成人が1日に摂るといい量は、体重に対して1〜1.6くらいだと言われています。筋肉をつけたい人は1.6あたりを目指すイメージです。
僕は体重が60キロ弱なので、1日60グラムくらい。これが、なかなか大変なんですよね。
プロテインを20グラムずつ3回に分ければ届きます。でもプロテインはまずいし、別に飲みたくない…。
2回飲んで40グラム、残り20グラムを鶏むね肉や豆腐、ゆで卵で補う。それでなんとか、という感じです。
タンパク質は、免疫細胞をつくる材料にもなります。足りないと免疫が落ちて、風邪をひきやすくなります。
もうひとつ、DIT(食事で体から熱が出る仕組み)があります。普通の食事だと2〜3%くらいの熱しか生まれません。タンパク質だと、20%くらいの熱が生まれるそうです。
体が熱を持てば、ウイルスには基本的に勝てます。だからタンパク質を積極的に摂ると、風邪をひきにくい体になるんですね。
一番多いのはゆで卵です。アミノ酸スコアが100%で、必須アミノ酸をすべて含んでいます。あとは納豆、プロテイン、胸肉。
ただしプロテインは摂りすぎ注意です。余分なアミノ酸は、腎臓や肝臓に負担をかけます。僕は時々摂る程度にしていますし、筋トレ好きでプロテイン命の人は、長期的には体に負担をかけていると思います。
基本は食事から摂りたいです。
今の時期は、人の体が冬眠に向かうサイクルでもあります。だから赤身肉を積極的に摂って、筋肉を蓄えておく。春先まで見据えて食事を設計するのは、理にかなっていると思います。
実はこの辺り、僕自身はまだ全然できていません。昨日も肉を食べようかなと思いながら、結局食べませんでした。
牛肉は、サシの入った脂の多いものが苦手です。実際お腹も壊します。欲しいのは純粋な赤身。いきなりステーキには重宝していたんですが、いつの間にかなくなっていました。
猟師をやっていた頃は鹿肉をよく食べていました。サシなんて入らない、肉らしい肉です。今は猟師も辞めたので、手に入りません。
これからは赤身の肉と、ストックしている平鈴木などの魚でタンパク質を摂って、ウイルスに負けない体をつくっていきたいです。
タンパク質を意識して摂ると、体感値がかなり変わると思います。寒い時期なら、体が熱を持つのがわかるはずです。
もし変わらないという人は、体に聞けていないのかもしれません。
体に聞かずに、薬を飲んで終わりにしている人は山のようにいます。まず自分の状態を感じて、そのうえで何をすればいいかの知識や情報を取りに行く。
これが足りていない人が、本当にたくさんいます。だからこの辺りは、説教臭くなってもどんどん言っていこうと思っています。
🎧 この話は音声でも聴けます: Episode 107:【ヘルスケア】不足しがちなタンパク質で、風邪に負けない体をつくる(16:22)