
この記事はポッドキャスト Episode 117:【HL Fishing】苦手なエギングを、アジ釣りとの二刀流で克服する(14:07)の内容を書き起こし、読みものとしてまとめ直したものです。
今の時期、魚がすごく湧いています。
秋で、満月まわりの大潮から中潮にかけて。潮の関係なのか、たまたまなのかはよくわからないんですけど、魚の活性が高くて釣れやすい。なので、ここぞとばかりに連日釣りに出かけていたりします。
ヒラスズキは、大物をバラした次の日にもう一度行ってきました。
65センチぐらいのを釣って、55センチぐらいのはバラして。結構渋かったんですけど、なんとか釣れてくれました。
その次の日がまた面白かったんです。
ヒラスズキの反応は全然なかったんですけど、グッと乗ってきたものがいて。一瞬、ヒラスズキだと思ったんですよね。
そのとき、走馬灯のように頭の中でいろんな記憶がバーっと蘇ってきて。「さすが俺」みたいなことを思ったんです。これまでの集大成が、ここで結果になったみたいな感覚でした。
ところが、ジャンプ一発。あ、魚が違う…と。
1メートル超えの、巨大なオキザヨリでした(笑)
しょうがないなと思いつつ、掛かっていたのはお気に入りのルアーでした。
オキザヨリは歯がめちゃめちゃ鋭いので危険なんですよね。ラインなんて余裕で切られてしまう。なので「頼むからラインブレイクだけはしないでくれ」と思いながらファイトしていました(汗)
結果は、難なく水揚げ。リリースしました。
本当は、オキザヨリは食べられる魚だったりします。
味がめちゃめちゃおいしいかと言われると、ちょっと疑問ではあります。ただ、まずくは全然ないし、上品な感じです。揚げ物にすると身がふわっとして、すごくいい感じなんですね。
ダツとオキザヨリを一緒くたにして、まずいものだと思っている方もいらっしゃると思うんですけど。オキザヨリは、すごく上質な身を持った魚です。食べたことのない人は、ぜひ食べてみてください。
僕は、いわゆるゲテモノと言われる魚を結構食べてきたタイプです。
チヌ、シーバス、ボラ、それからさっきのオキザヨリやダツ。
一方で、釣り人の人ってあんまり食べないんですよね。食べずに物事を判断している人たちがいて、僕はそういう人がすごく苦手です。食べたことがないのにまずいと言う人の話は、一切信用しなくなります。
実際に食べることが、とにかく大事なんですよね。
もちろん、まずい魚がいるのもよく知っています。まずいものは本当に食べられたものじゃなくて、二度と食べたくない。口の中にトラウマが広がるみたいな感じです…
でも、まずい魚を食べているときも、生き物を食ってるなという感じがして、ちょっと嬉しかったりするんですよね。
たぶん僕はマイノリティなのかもしれません。
実はおいしい魚でいうと、マンボウもそうです。
僕は徳島県の南のほうにいるんですけど、このあたりだとマンボウが網にかかって、ときどきスーパーに並んだりします。僕はあえてネタとして買ってみる、みたいな感じです。
これが、イカみたいでうまいんですよ。
アオリイカのような甘みのある上品な感じというより、どちらかというとダイオウイカ的な、若干大味のイカみたいな感じです。でも全然悪くない。味噌と炒めるとすごくおいしいし、バター醤油もたぶんめっちゃおいしいと思います。
刺身でも食べられて、肝を醤油で溶いて食べる文化も結構あったりします。
ヒラスズキ釣りが一通り終わったら、アジ釣りに出かける。これがここ最近の流れです。
アジは連日入れ食いみたいな状態です。0.6グラムのジグヘッドに、最近は台湾のピンテール系のワームをつけています。針持ちがいいので気に入っていて、ワーム1個で豆アジを20匹ぐらい余裕で釣れました。サイズは最大で20センチあるなしぐらいです。
以前は素材が硬くて、ジグヘッドにめちゃめちゃ刺しにくかったんですけど、久しぶりに使ってみたら改善されていました。そのぶんフグへの耐久性はなくなっていて、このあたりはトレードオフだなと思っています。0.2グラムまで軽くすると、食いが抜群だったりします。
そして、アジを釣りながら、もう一本エギングのロッドを持っています。
アジの活性が高いと、アオリイカが寄ってくるんですよね。今年はこのパターンで何回か釣れているので、最近は常に持つようにしています。
この夜も、そろそろ帰ろうかなと思っていたところに、300グラムぐらいのアオリイカが2杯、つがいみたいな感じでふわふわと来ました。
すかさずエギを投げて、フォールさせていたら一瞬抱いた。合わせたら乗り切らず、ちょっと早かったんですね。もう一回投げたらまた寄ってきて、今度は完全に抱いたのが見えました。夜でも街灯の下なので、サイトで見えるんです。
フッキングしたら、重みが乗りました。やったーと思いました。
僕は、アオリイカ釣りがすごく苦手です。
アジングとエギングは、釣りの中でも非常に人気が高い2つです。正直、僕はできる限りそういう言葉を使いたくないんですけど。
アジは食べておいしいし、ゲーム性が高くて数も釣れるから、めちゃめちゃ楽しい。イカも、釣って食べておいしいものの代表ですよね。高級ですし。
ただ、アジングのゲーム性の面白さはよく知っているのに、エギングの面白さは全く理解できなくて。なんとか克服したいと思いながら、数年経ってしまいました(汗)
エギングだけやっていても、全然楽しくないんですよね。投げて、フォールさせて、何回かしゃくる。それをひたすら繰り返すんですけど、カウントしている間や、深い場所で沈んでいく間が結構暇なんです。アジ釣りのようにアタリが多くないので、本当に暇で…
だから、いっそのこと、アジを釣りながらエギングのロッドをもう一本持っていって、雰囲気が出たらやる。今はそんな感じでトレーニング中です。
それで、なんとか結果が出ている昨今だったりします。
今日もまた、アジを釣りながら時折エギングをしに行こうかなと思っています。イカが釣れたらいいなと。
それから、食べたことはないだろうけど実はおいしい魚の話も、これから少しずつしていけたらと思っています。言うなれば、フィッシュ・マイノリティ・リポートみたいなものを。
🎧 この話は音声でも聴けます: Episode 117:【HL Fishing】苦手なエギングを、アジ釣りとの二刀流で克服する(14:07)